税理士試験に合格するには多くのものが求められますが、一番重要なのはモチベーションを維持するかです。
税理士試験は長期戦を覚悟しよう
税理士試験に合格するには2年から5年かかるというのが一般的に言われていることですが、現実的には仕事をしながら、税理士試験の勉強してい人なら最低4～5年かかるというのが普通の様です。
よほどの事情がない限り、税理士試験は長期戦を覚悟してください。
モチベーションを維持しよう
これだけの長い時間を一つの目標に向かってまい進していくためには、何よりもモチベーションの維持が第一です。
モチベーションは、時間の経過に反比例してどうしても下がってしまうものです、さらに試験に失敗してしまった場合には一気にモチベーションを失い、試験勉強そのものをやめてしまう人も多いようです。
税理士試験に合格するには、長い学習時間と、数度の挫折にも耐えられる強い精神力が必要です。
モチベーションを維持するには
モチベーションを維持する方法としては、初心を忘れないことが一番です。
最初は税理士として開業する気で学習していても、途中で将来が不安になったり、本当に税理士になりたいのかわからなくなり、試験勉強も中途半端なまま終わってしまう可能性もあります。
それを避けるためにも、例えば「何故、税理士になりたいのか」、「どんな税理士になりたいのか？」などをノートに書いて、たまに見返すようにするとモチベーションを維持しやすいと思います。
試験勉強は税理士になるためにしよう
税理士になるには、税理士試験に合格して資格を取得する必要があります。
しかしここでよく錯覚を起こすのですが、税理士資格の所得は税理士になるための「始まり」であって、「ゴール」ではありません。
しかし、長い時間受験を繰り返していると、いつの間にか税理士試験に合格することのみが目的となってしまうという「手段」と「目的」の逆転が起きてしまいます。
このような状況では、仮に税理士試験に合格して税理士資格を取得したとしても、単に「資格を取得した」で終わってしまう可能が高くなります。
あくまで税理士試験は税理士になるための手段に過ぎないことを忘ず、税理士になった時のことを考えて必要な勉強をしてください。