計画的に学習しよう


税理士試験に合格するには大体、2年~5年程度かかるというのが一般的です。
この間、モチベーションを維持し、初心を忘れずに計画な学習することが必要となります。

計画的な学習プラン

税理士試験に合格するには計画的な学習プランが不可欠です。
特に次の2点は学習プランとしては基本中の基本となります。

1年間で何科目受験するかを考える

1年間で何科目受験するか、何年で5科目合格を目指すかは、受験に専念できるなど学習時間を多く取れる人と、働きながらの受験を考え学習時間が多く取れない人とで、方針が変わってくると思います。
受験に専念できる人は2~3年、働きながらの人は3~5年で、5科目合格を目指すのが一般的です。

簿記論から始める

簿記はすべての基礎となり得るため、税理士試験の多くの受験生は、簿記論の勉強から始めます。
ただし税理士試験の科目の中には簿記と関連のない科目もあります。
税理士試験を志した時期が1月あたりなどの場合、本試験までの期間を考えると、簿記と関係のないボリュームの少ない選択科目を選ぶという作戦もおススメはできませんが可能です。

簿記論の次は財務諸表論

簿記論と財務諸表論は、同じ会計科目で相互関係が強いため、ボリュームが単純に倍にならず、学習負担が軽減できます。
また、計算部分などは、かなり共通するため、効率的に学習できます。
財務諸表論は、簿記論と同時に学習するか、簿記論を受験した次の年に学習するのが一般的です。