税理士試験は1科目あたり2時間という受験時間の中で合格点を取らなければならならず、当然スピードは要求されます。
しかし同時に幾らスピードが速くても、ミスばかりでは意味がありません。
税理士試験にはスピードと正確性を両立させることが最も大切です。
しかし同時に幾らスピードが速くても、ミスばかりでは意味がありません。
税理士試験にはスピードと正確性を両立させることが最も大切です。
慌てず、急いで、正確に
税理士試験は、「皆ができそうなところは確実に正解し、皆ができないところで数点稼ぐ」というのが合格への基本スタンスであり、採れる場所での一切のミスは許されません。
例えば、簿記論の場合は本当に高い計算のスピ―ドが求められますが、仮に全問題を埋めても、どこかで計算ミスを起こしていれば0点です。
そのためにも「慌てず・急いで・正確に」という姿勢を忘れないでください。
理論問題の透かし読みはやめよう
税理士試験は時間との戦いであり、2時間という時間の中では到底満足に説くことができないボリュームの問題が出題されることもあります。
税理士試験の税法科目は、最初に理論が出題され、次に計算という構図であり、、その為、問題をよく凝視すると、理論問題が透けて見えるということもあります。
長年、受験を繰り返してきた者の中には、この透かし読みによって問題を読み取り、「始め!」の合図と共に書き出す人もいます。
しかし、これは非常に危険です。
この方法はあくまで透かし読みで問題を読んだつもりになっているだけであり、実際に読んでいる訳でありません。
実際、問題を十分に読み込んでおかないと、書いている途中で問題の読み間違いに気付くも時すでに遅く、そのまま終了ということになります。
幾ら時間を稼ぎたいからといって、このような手段で稼ぐのはやめましょう。